ちょこっと  栄養学  

 

                                                

犬に必要な栄養素・・・・・糖質・脂質・たんぱく質・ビタミン・ミネラル・食物繊維

 

 糖質・・・元気の元になる栄養源・脳や神経の働きを正常に保つ

ご飯をはじめ穀類、麺類、イモ類などに多く含まれる。 過剰摂取すると、脂肪に合成されて体脂肪として蓄積される。      取りすぎは肥満につながり、糖尿病などの生活習慣病の要因。  不足すると、筋肉が減少し、全身にエネルギーが行き渡らず疲れやすくなります。果物やハチミツなどの単糖類は吸収が良く体に負担をかけません。食べると血糖値がすぐに上がるので一時的な疲労回復やエネルギー補強には天然果汁がお勧め。

 

 脂質・・・効率の良いエネルギー・ダイエットの大敵ではあるが、摂取しなくて良いわけではない。 

肉や乳製品などの動物性脂肪に多く含まれるのが飽和脂肪酸,青魚や植物性油に多いのが不飽和脂肪酸。           飽和脂肪酸を過剰摂取すると、動脈硬化をはじめ心臓病、糖尿病などの生活習慣病になるリスクが高くなり、 ガンの誘因となる可能性も。 不足すると、全身の皮膚が乾燥してカサカサになったり、傷の治りが悪くなります。又、エネルギー不足になるため免疫力が低下して皮膚病や感染症にかかりやすくなります。

              

 たんぱく質・・・体の大切な部分を作る主成分で、丈夫な体作りには不可欠。

必須アミノ酸のバランスで栄養価が決定。

体を作り、生命活動を維持する為には不可欠な栄養素で、筋肉や臓器、皮膚、血管などの体の基本となるもの。         肉や魚介類に含まれる動物性たんぱく質は必須アミノ酸をバランス良く含むので効率良く摂取が可能な反面、脂質やコレステロールも多く含まれますので豆類や穀類に豊富な植物性たんぱく質と組み合わせて食事に取り入れてあげると良いです。     過剰摂取すると、たんぱく質は体内に蓄えられないので、過剰な分は尿となって排泄されます。ただし、大量に排泄されればカルシウムの排泄量も増加。その為、骨が弱くなる可能性も。不足すると、皮膚が荒れて、ケガの回復が遅れたり、スタミナ低下で疲れがちになります。免疫力低下により感染症にかかったり、成長期には本来多量のたんぱく質が必要なので、それが不足すると発育障害が見られる場合も。            

 

 食物繊維・・・腸内の有害物質の排泄を促し、便秘解消からガン予防まで幅の広い効能がある。

食物繊維のほとんどは吸収されず、体外に出てしまいます。しかし、腸内で膨らみ水分を吸収する性質があるので、有害物質を吸着して排泄を促します。毒素を分解する腸内細菌の活動をサポートするので、排便がスムーズになり、便秘が解消される。また、海藻や果物に多く含まれる水溶性のものには血中コレストロールを減少、血糖値の急上昇を抑制、動脈硬化や糖尿病の予防にも効果あり。満腹感を長持ちさせるので、体重管理にも役立つ。過剰摂取を長く持続すると、カルシウムや鉄などの吸収を阻害して、ミネラル不足になる可能性がありますが、通常の食事で取り過ぎることはほとんどありません。不足すると、腸の働きが低下して便秘がちに。腸内に有害物質が長く留まることにより、大腸ガンになるリスクも高まり、血糖値が上昇しやすく、糖尿病を引き起こします。                    

 

 

 

ージ

 

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